ロールパンやピザ生地は手作りするけれどベーグルは挑戦したことが無い。そんな人は多いのではないでしょうか。パンを手作りしてみると、意外にレシピが好い加減でもちゃんと食べられるパンになるということが判ります。そう、パンの手作りは結構簡単なんですね。生地をこねて発酵させて形を整えたら、後はオーブンに任せるだけ。一方でベーグルはこれにもうひと手間掛かっていて、茹でるという工程が加わります。でも逆に考えてみましょう。ベーグルの手作りは普通のパンよりもひと工程増えるだけです。もっちりしてしっとりした食感の自家製ベーグルができたら、パン作りももっと楽しくなります。しかも、ベーグルは歯応えがある上に腹持ちが良いので、体重がちょっと、メタボリックが心配などという人には持って来いのパンなのです。現代人の細い顎を鍛える効果もあるので、是非ベーグルを手作りしてお子さんや旦那さんに食べさせてあげてください。実際、いざベーグルを作ってみると意外に簡単なことがわかります。ベーグルを手作りするのに必要な道具はパンと一緒です。唯一追加で必要なのは生地を茹でるために使う大き目のフライパンぐらいですが、ありますよねフライパン。プレーンのベーグルの作り方を覚えたら、ドライフルーツやチョコを入れた甘いベーグルや、チーズやベーコンを入れたおつまみにもなりそうなベーグルを作るのも簡単にできます。普段のパン作りと同じように、気軽にベーグルの手作りに挑戦してみましょう。

手作りベーグルの道具、材料

ベーグルを手作りするための道具や材料は、普通のパンを作るときのものと同じものが使えます。ボウル、軽量カップ、大さじ、小さじ、麺棒、タイマー、スケッパー(包丁でも代用できます)、はかり(スケール)、フライパン、穴あきお玉、等です。ベーグルつくりに必要な道具は、大抵の家庭にある調理道具ではないかと思います。材料は強力粉、ドライイースト、砂糖、塩、水です。ドライイーストの替わりにパネトーネマザーという酵母を使用するとイースト臭が少なくモチモチ感が強くなるので、基本のベーグルが上手にできるようになったら使ってみると良いでしょう。さて、基本のプレーンベーグルの作り方ですが、普通の食パンやバターロールを作ったことがあるならば、茹でる工程(ケトリングと呼びます)以外は基本的に同じです。強力粉360グラム、ドライイースト小さじ1、塩小さじ1、砂糖大さじ1、水(ぬるま湯)220mlをボウルにいれ、木ベラなどで全体を混ぜていきます。ある程度全体が混ぜ合わさったら体重をかけるようにして手でこねていきます。ベーグルは普通のパンよりも水分が少ないので生地がやや固めですが、親指の付け根の辺りで体重をかけるようにして押していくと上手くこねることが出来ます。少し低めのテーブルにベーグル生地を置いて立ってこねると体重が乗りやすいです。10分ほどこねて全体が均一になって表面が滑らかになればこね上がりです。ボウルに入れてラップか濡れぶきんで覆って15分程一次発酵させましょう。

手作りベーグルの成型から焼き上げまで

一時発酵が終わったら膨らんだベーグル生地を軽く潰してから、六等分します。一つ一つの生地を軽く揉むようにして丸めてまとめてから15分程ベンチタイムをとります。発酵中なのでくっ付かないように隙間を空けて大き目のボウルか深いバットに入れてラップか濡れぶきんを被せましょう。ベンチタイムが終わったらいよいよベーグルの形を作っていきます。生地を20センチほどの棒状に整形して、片方の端を麺棒で丸く潰します(マッチ棒のような形にします)。棒状の生地をドーナッツのように丸め、潰した端でもう一方の端をしっかりと包みこみます。全体の形を整えたら、30分ほど二次発酵をさせます。発酵が終わったら、ベーグル作りの最大の特徴、ケトリングです。フライパンでお湯を沸騰させ砂糖大さじ1を溶かしてから少し火を弱め、ベーグル生地を片面1分ずつ茹でます。茹で上がったら穴あきお玉ですくい上げ、水気を切ったからオーブンの天板にのせ、200度で20分ほど焼き上げます(※ オーブンはあらかじめ余熱が必要なので、二次発酵の途中から210から220度くらいの温度で余熱をはじめておきましょう)。以上で、基本のプレーンベーグルの作り方は終わりです。半分に切ってハムやレタスをはさんで食べても良いですし、そのままでベーグル特有の素朴な噛み応えを味わってもいいでしょう。ベーグルは水分量が低いので、湿度に気をつければ食パンよりも長い期間保存ができます。また冷凍すれば一ヶ月程度は味が落ちません。